野鳥は安易に保護しちゃいけません。けれど…
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昔、「動物のお医者さん」というマンガに、モズの雛を保護する話があって、その中でモズに鳥のささみをやっていた覚えがあったので、とりあえずの餌としてささみを買いに行った。
急いで車に戻ったら、少し元気が出てきたように見えた。
そのあと、実家に行き、雛を見せると、母親はビックリしていたが、根が動物好きなので、雛を覗き込んで大丈夫かと心配していた。
ささみを小さく切って、雛にくちばしに近づけるが食べない。
どうしよう。
食べないと死んじゃう。
水をくちばしにつけてやると、くちばしを小さく動かして飲んだ。ちょっと安心。
ツバメは虫を食べるのだから、やっぱり虫をやらなきゃいけないのかなと母と話し合う。
そのあと、母が外から青虫を捕まえて帰ってきた。
私は蜘蛛と青虫が何よりも嫌いなのだが、そうも言ってられない。
割り箸にはさんでくちばしに近づけてみる。やはりくちばしを開けない。
これはもう無理やり食べさせるしかない。
くちばしをこじ開け、青虫を突っ込む。
端に挟まれて暴れた青虫は、青い汁を出している。げー…
くちばしの奥まで虫を突っ込むと、雛は、もぐもぐとくちばしを動かして食べた。
食べれるようなら大丈夫だろう。
そのあと、ささみも同じようにくちばしをこじ開けて奥までで突っ込んでやるとちゃんと食べた。
良かった。これで一安心だ。
雛は、ツバメと言うよりもすずめに見える。
もしかしてツバメじゃなくてすずめを拾ってしまったのかと思うほど似ている。
大昔、子供のころ、スズメを飼おうとして捕まえたことがるが、すぐに死んでしまったことがある。
本当にかわいそうなことをした。
そんな思い出があるから、スズメだったらどうしようと思ったが、その後、ネットで調べてみたら、ちゃんとツバメの雛のようだった。
ツバメのことなど何も知らないので、その後もネットは本当に役に立った。
文明の利器様様である。
次の日、ダンボールに止まり木をつけた巣を作って入れる。
こうして木に止まっていると、いかにも鳥っぽい。
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