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放野は、朝、ツバメ達がねぐらから飛び立つ時間に合わせようと思う。
そしたら、ついていって、餌場とかを覚えられるだろうし。
朝4時には起きなくてはならない…。それもこれもツバメのためだ。
しかし、梅雨の時期なので、雨が降るかもしれない。
でも、いきなり放して雨じゃかわいそうなので、雨の日なら放野を延ばそうと思う。
ある程度大きくなるまでは外で育ったんだし、雨くらい大丈夫かなとも思うが、しばらく家の中に居たしなあ…と、かなり過保護気味だ。
この頃から、家の近所で、四~五匹のツバメが飛びかう姿が見られるようになってきた。
近くに巣があって、雛が巣立ったんだろう。
この子達の仲間に入れてもらえたらいいんだけど…もし入れてくれなかったときのために、仲間が多く見つけられる場所のほうがいいだろう。
でも、母親によると、私がツバメのねぐらと目星をつけた場所で、その後、朝も夜もツバメの姿が見られないとのこと。
ねぐらじゃなかったのかな…
どこで放すべきか、また迷いに入ってしまう。
とりあえず、22日には、外に連れ出して、葦原までいってみようと思う。
上手くいきますように。
見返り美人v
早く自然に返してやりたいが、どこで放すかというのが問題だ。
どこでも放していいわけじゃない。
仲間の居る場所で放して、合流できたら最高だ。
ネットで調べてみると、巣立ち後は、巣立った若鳥たちが小さなコロニーを作っているらしい。
その後は、夜、大きな集団がねぐらに入り、寝るようになるそうだ。
若鳥たちが寝ている場所が運よく近くにあればいいなと思って、川のそばの葦原だとか、レンコン畑(うちの県はレンコンが名産で、そこらじゅうにレンコン畑がある)だとか、萱原だとかを、薄暗くなってから回ってみる。
オオヨシキリの声が盛んにして、たくさんいるようだが、ツバメの姿はない。
しかし、それからしばらくして、雨が降る日の夕暮れに、近くの電線に三十匹くらいのツバメが止まってさえずっているのを発見。
近くにはレンコン畑があり、虫を取っているツバメが何匹も飛んでいる。
レンコン畑の向こうにちょうどいい広い葦原があり、もうここしかないと思う。
ここでもオオヨシキリの声がうるさい位していたが、別に夜だけなら共存できるんじゃないかな。
晴れていたら、このあたりで、次の日曜の朝(6月22日)に放そう。
当たり前のように家に居たから、すごく寂しいが、飼うことは出来ないし、鳥を狭い家に閉じ込めて飼うのは、とてもかわいそうだ。
カメラを向けると、バタバタと飛んで逃げて、押入れの梁の上に止まります。
こわいのかな…
餌をやるとき、冷蔵庫のミルワームを持って二階に行くのだが、ドアを開けると、バタバタバタ…と飛んでくるようになった。
階段を上ってくる音を聞いて、待ち構えているらしい。
その様子はとてもかわいく、にまっとしてしまう。
最初はちゃんと飛べるかなと心配だったが、とまっているヒモから飛び立って、部屋の中を飛び回るようになった。
飛ぶのが上手いツバメらしく、キレイに旋回も出来るようになり、安心する。
実は、この頃、羽が抜けてボロボロになっていたので、どうしたんだろう飛べるんだろうかと心配だったが、調べてみると換羽というものらしく、子供の羽から大人の羽に生え変わる時期らしいのだ。
どうりで長い羽が出てきたはずだ。
この様子だと、多分自然界でも飛べるだろう。
生きている虫を追いかけてキャッチできるようになったら、自然に戻してあげたい。
早く戻してあげたいが、このままずっと居て欲しいと言う気持ちも確かにある。
情は移りまくりだ。
カーテンレールの上にもよくとまる。
そこで糞をするので、糞がカーテンに付くのだが、ま、いっかと思う。
潔癖症では絶対に動物は飼えないな。
別に不潔症ってわけじゃないけど。動物に関しては、神経質になっていられない。
雛の頃は二時間と空けずに餌をやっていたが、大きくなってからは、出かけるときなどは、缶詰のミルワームを置いておくと勝手に食べてくれるようになったので楽になった。
さすがに生きてるミルワームをその辺において置くのは無理…
あの虫は動きまくるので、勝手に部屋の中をもぞもぞ這うだろう。
それを想像するだけで気持ち悪い。
餌は、三時間おきくらい、朝は明るくなるともうツバメは起きているが、だいたい六時くらいに餌をやり、夜は7時くらいに最終の餌をやる。
ツバメは、実は夜でもよく目が見えるそうなのだが、暗くなると動かなくなるので、暗くなると餌をやらない。
ミールワームは、だいたい一回に十匹程度食べる。
食欲があるときは、もっともっと食べるが、このツバメは、そんなに食欲が旺盛なほうじゃないような気がする。
六月も半ばころになり、自然界への第一歩ってことで、生きている昆虫をやることにした。
虫取り網を買い、庭のハエや蚊や蛾、とんぼを取った。
大人が一心不乱に網を振りましている様子は、客観的に見ると、なかなか変なものがある。
が、ツバメのためだと思えば、別に平気だ。
ツバメに昆虫を見せても、あまり反応しない。
食べるものだと意識していないのか。小さな頃は親に昆虫をもらっていただろうに。
見せるだけじゃ食べようとしないので、割り箸でつまみ、くちばしに近づけると、くちばしを開けてパクッとくわえる。
そのまま食べる昆虫もあるが、くわえるだけですぐに離してしまうこともあり、何匹も逃げられる。
部屋の中を蚊やハエやいろんな虫が飛んでいる状況に。
ハエは食べた。蚊も好きみたいだ。
トンボは食べなかった。モンシロチョウも食べない。蛾は食べる。
やはり人同様好みがあるらしい。
自然界ではミルワームは取れないから、虫をいっぱい食べて欲しいのだが、ミルワームのほうが好きらしい。
なかなか難しい…
生きているミルワームを与えることを決心したのはいいが、どこに売っているのか分からない。
近くのペット用品を売ってる店にはないので、とりあえずネットで探して、二パック注文してみる。
生きているものの通販なのでややこしく、注文して3日ほどかかった。
6月12日、ミルワームが到着。
送料等込みで、一パック500円ほどになってしまった。
やはり通販は痛い。
ミルワームは、透明なプラの容器におがくずが詰めてある。
恐る恐る開けてみると、小さめの白っぽいミミズみたいな虫がうじゃうじゃ居る。うえー
身体のシマシマがいや。
頭のほうに小さな足が付いてて、うごめいている感じが気持ち悪い。
しかし、嫌だとも言ってられないので、割り箸で一匹つかんで、ツバメにみせてみる。
生きているえさを見るのは初めてじゃないが、ミルワームは初めて見るからか、ちょっとビクビクしているようだ。
しかし、さすがに食べるものだと分かったのだろう、すぐにくちばしを開けてもぐもぐ食べた。
美味しそうだ。
よかった…
ツバメはミルワームを気に入ったらしく、この先旺盛な食欲を見せるようになる。
ますますすり餌を嫌うようになったので、カルシウム不足が心配になり、ミルワームに粉末のすり餌を食べさせ、そのままツバメに摂らせようと思い、すり餌をおがくずに混ぜ込んだ。
これで栄養問題が解決すればいいけど。
6月9日の写真。
この頃から、えさを割り箸で与えるのではなく、足元にミルワームを置き、自分でつつかせることにした。
割り箸を見るとくちばしをパカッと開けていたが、三日目くらいから諦めたのか、自分で突っつき、くわえて食べるようになった。
初めてこの子が自分で食べたときの嬉しさと言ったら…
すっかり子育ての気分です。